お知らせ 2023.06.21
分子生命化学研究室の中原さんが優秀ポスター賞を受賞しました。2023年6月16・18日に開催された第32回金属の関与する生体関連反応シンポジウム(SRM2023)において、分子生命化学研究室D2の中原 寛樹さんが優秀ポスター賞を受賞しました。おめでとうございます! 中原さんは、セルロースを酸化し、セルラーゼによるセルロースの加水分解を促進する金属酵素LPMOの活性を模倣するナノ粒子を合成し、このナノ粒子が結晶セルロースに結合すること、さらに、天然酵素であるLPMOと同様にセルラーゼによるセルロースの加水分解を促進することを見出しました。
受賞名
優秀ポスター賞
発表題目
結晶セルロースへの結合・酸化能を有する LPMO 様活性を⽰すナノ粒⼦の開発
Development of Nanoparticles Exhibiting LPMO-like Activity with Binding and Oxidation Ability to Crystalline Cellulose
発表者
中原 寛樹
理工学研究科博士課程(後期課程)応用化学専攻2年次生(理工学部機能分子・生命化学科卒業)
連名者
小寺 政人
機能分子・生命化学科 教授
人見 穣
機能分子・生命化学科 教授