お知らせ 2026.01.19
機能有機化学研究室の藤川恭祐さんが錯体化学会第75回討論会にて学生講演賞を受賞しました2025年9月15日~9月17日に開催された錯体化学会第75回討論会において,理工学研究科応用化学専攻の機能有機化学研究室に所属する藤川恭祐さんが,英語によるプレゼンテーションを行い学生講演賞を受賞しました。

不活性アルカンのC-H結合の選択的酸化を効率的に触媒する錯体の開発は、医薬品を初めとする様々な化合物の効率的合成の観点から重要である。イオン交換ゼオライトやメタンモノオキシゲナーゼに存在する多核銅はメタンのメタノールへの選択的酸化に対して高い活性を示すこの反応では、酸化活性種としてμ-オキシルラジカル架橋二核銅が生じると提案され、その構造と反応性が注目されている。藤川恭祐さんは,架橋二核銅構造を安定化することを目指した新規二核銅錯体の合成に成功した。また、新規二核銅錯体は二核銅構造を安定化することで、効率的なシクロヘキサンの酸化反応を触媒していることを分光学測定や触媒活性調査より明らかにした。これらの成果を錯体化学会第75回討論会で発表したところ、研究内容が高く評価されて学生講演賞を受賞した。
発表題目
Efficient Cyclohexane Oxidation by Dicopper Complex: Mechanistic Investigation into H 2O2Activation by Type 3 Structure
発表者
藤川 恭祐
理工学研究科 応用化学専攻 博士課程(後期課程) 2年次生
(理工学部 機能分子・生命化学科卒業)
連名者
北岸 宏亮 (理工学部 機能分子・生命化学科 教授)
小寺 政人 (理工学部 機能分子・生命化学科 教授)


